LINEの文面を、何度も読み返してしまう。昨日の会話を、頭の中で巻き戻してしまう。優しかった日もあったのに、今日の短い返信を見ると、全部わからなくなる。
彼は、私のことをどう思っているのだろう。
この問いを抱えているのは、あなただけではありません。星の羅針盤の LINE で相性診断を使ってくれた方に、いまの状況に当てはまるものを選んでもらっています。選んでくれた約200人のうち、半数が「相手の気持ちが読めない」を選んでいました。八つの選択肢の中で、いちばん多い答えです。
この記事では、その「わからない」を、もう少し細かく分けてみます。わからなさの形が見えると、確かめ方も、待ち方も変わってきます。
先に結論
「わからない」は、一つの大きな謎ではなく、三つの小さな問いでできている
彼の気持ちがわからないとき、実際にわからないのは、たいてい次の三つのどれかです。
- 01
好意があるか自分のことを、恋愛の相手として見ているのか。
- 02
どのくらい本気か好意はありそうでも、時間や手間をかける気があるのか。
- 03
この先をどうしたいか今のままでいたいのか、進みたいのか、離れたいのか。
三つは、確かめ方がそれぞれ違います。全部を一度に知ろうとするほど、苦しくなります。
約200人の半数が、「気持ちが読めない」を選んでいた
星の羅針盤の相性診断では、名前と生年月日を入れる前に、いくつかの質問に答えてもらいます。その一つが「いまの状況に当てはまるもの」です。いくつでも選べます。
2026年7月から10月はじめまでに診断を使ってくれたのは約300人で、そのうち8割が女性です。状況を一つ以上選んでくれた約200人の答えは、多い順に次のとおりでした。
- 相手の気持ちが読めない
- 49%
- 距離を置かれている気がする
- 37%
- 返信が遅い・そっけない時がある
- 21%
- 自分の気持ちが重いかも、と感じる
- 21%
2人に1人が、相手の気持ちが読めないと感じています。恋愛の悩みは人それぞれに見えて、いちばん底にあるものは、かなり似ているのだと思います。
もう一つ、気になる数字があります。同じ診断の「いちばん知りたいこと」で、「相手から見た自分」を選んだ人は16%でした。気持ちが読めない人は半数いるのに、占いに一つだけ聞くなら、相手の心の中身を選ぶ人は多くない。多くの人は、わからなさを抱えたまま「この先どうなるか」「諦めるべきか」を知りたいと答えています。
気持ちがわからないことそのものより、わからないまま、どう動けばいいかが決められないことが、苦しさの正体なのかもしれません。
関係の段階で、「わからない」の中身は変わる
同じ「気持ちが読めない」でも、いまの関係によって、わからないものの中身が違います。診断の答えを段階ごとに見ると、次のような違いがありました(30人前後の区分は、割合ではなく言葉で書いています)。
| いまの関係 | 診断の答えから見えたこと | わからなくなりやすいもの |
|---|---|---|
| まだ想いを伝えていない | 状況で最も多いのが「気持ちが読めない」 | 好意があるか |
| 友達以上、恋人未満 | 「気持ちが読めない」の次に、「会うと優しいのに、普段は連絡が少ない」が多い | どのくらい本気か |
| 恋人として付き合っている | 「気持ちが読めない」「好きか自信が持てない」「ケンカ」「重いかも」がほぼ同じくらい | この先をどうしたいか |
| 一度離れた相手を想っている | 半数を超える人が「気持ちが読めない」、次に「距離を置かれている気がする」 | この先をどうしたいか |
付き合う前は、「好意があるのか」がいちばん大きな謎になります。友達以上・恋人未満になると、好意はありそうなのに連絡が少ない、というずれが加わり、「どのくらい本気なのか」がわからなくなります。
付き合っている人の答えは、きれいに分かれませんでした。気持ちが読めないことも、自分の気持ちに自信が持てないことも、ケンカも、同じくらい選ばれています。付き合ったあとの「わからない」は、相手の気持ちだけでなく、二人の関係そのものがどこへ向かうのか、という形をとりやすいようです。
一度離れた相手を想っている人は、半数を超える人が「気持ちが読めない」を選んでいます。連絡が少ない、または無い中で、相手が今どう思っているかを知る手がかりは、ほとんどありません。
三つの「わからない」、それぞれの確かめ方
わからなさを三つに分けると、それぞれに合った確かめ方があります。
好意があるか
- 二人で会う誘いに、具体的な日程で返ってくるか
- あなたの話した小さなことを、覚えているか
- ほかの人といるときと、あなたといるときで、態度が違うか
どのくらい本気か
- 忙しい時期でも、短くても連絡が戻ってくるか
- 会う約束を、相手の側からも作ろうとするか
- あなたが困っているとき、時間や手間をかけてくれるか
好意と本気度は、言葉より行動に出やすいものです。どちらも、一つの出来事で決めず、2〜3週間の流れで見てください。一度の既読無視や、一度のそっけない返事は、相手の生活の事情でも起きます。
三つ目の「この先をどうしたいか」だけは、行動を見ていてもわかりません。相手自身もまだ決めていないことが多いからです。これは、聞いてみるしかありません。
聞くときは、答えを迫らない形で
「私のこと、どう思ってる?」と正面から聞くのは、勇気がいります。聞いた瞬間に関係が壊れるのが怖くて、何か月も聞けないままの人もいます。
聞くときは、相手に結論を迫るより、自分の気持ちを先に置くほうが、答えが返ってきやすくなります。
答えがすぐに返ってこなくても、それ自体が一つの答えではありません。考える時間が必要な人もいます。ただ、何度聞いても話をそらされる、という状態が続くなら、相手は「今のままがいい」と思っている可能性があります。そのときに考えたいことは、曖昧な関係の終わらせ方に書きました。
気持ちを読もうとするほど、苦しくなるとき
彼の気持ちを知ろうとして、LINEの間隔を数えたり、SNSの更新を確かめたりしていると、一日の大半が彼のことで埋まっていきます。
そういうときは、一度、問いの向きを変えてみてください。
この記事の中心
「彼はどう思っているか」の前に、「私はどうしたいか」
彼の気持ちがわかったとしても、そのあとどうするかを決めるのはあなたです。好意があるとわかったら、どうしたいか。なかったら、どうしたいか。先に自分の答えを持っておくと、彼の言葉や行動に振り回される時間が、少しずつ短くなります。
診断の答えでも、2割の人が「自分の気持ちが重いかも」を選んでいます。相手の反応が薄いとき、原因を自分の側に探してしまう人は少なくありません。重いかどうかは、気持ちの大きさではなく、相手に返事を急かしているかどうかで決まります。気持ちが大きいこと自体は、悪いことではありません。
占いで、彼の気持ちはわかるのか
「彼の気持ち」を占いで知りたいと思う人は、たくさんいます。検索でも、占いやタロットの言葉が一緒に並びます。
占いを作っている側として、正直に書いておきます。
分かること
- 二人の気質が、どこで噛み合い、どこですれ違いやすいか
- あなたが気持ちを伝えやすい形や、動きやすい時期の目安
- あなた自身の、恋愛での気持ちの動き方
分からないこと
- 相手の、今この瞬間の本心
- 相手から連絡が来る日
- 関係がどうなるかの保証
「彼はあなたを想っています」と言い切る占いを見たときは、何を根拠にしているのかを、少しだけ考えてみてください。占いに何をどう聞けばいいかは、占いで聞くこと(恋愛)にまとめています。
もう少し、考えてみる
優しい日と冷たい日があって、余計にわからない
態度に波があると、優しかった日の記憶にすがりたくなります。波そのものは、仕事の忙しさや体調でも起きます。見るのは一日ずつの温度ではなく、波があっても、連絡や約束が戻ってくるかどうかです。LINEと会ったときの態度が違う場合は、LINEは冷たいのに会うと優しい男性心理も参考にしてください。
聞いたら、関係が壊れそうで怖い
その怖さは、関係を大切に思っている証拠です。ただ、聞かないまま何か月も過ぎると、わからなさは小さくなるどころか、不安の形で大きくなっていきます。聞くのが怖いときは、答えを求めない聞き方から始めてみてください。「いつか聞かせてほしい」と伝えるだけでも、自分の気持ちを一つ外に出せます。
彼氏なのに、気持ちがわからない
付き合っていても、相手の気持ちが見えなくなる時期はあります。そのとき、わからないのは「好きかどうか」より、「この先をどうしたいか」であることが多いです。気持ちの温度が合わないと感じるときのことは、カップルの温度差が辛いときに書いています。
この記事のデータについて
- 対象は、星の羅針盤の LINE で相性診断を使った約300人です(2026年7月〜10月はじめ。同じ方が複数回使った場合は、最新の1回を数えています)。
- 「当てはまる状況」の割合は、状況を一つ以上選んだ約200人の中での割合です(複数選択のため、合計は100%を超えます)。「いちばん知りたいこと」は、答えた約260人の中での割合です。
- 関係の段階ごとの区分は、それぞれ30人前後と少ないため、割合ではなく、多かった答えを言葉で書いています。
- 広告やSNSから相性診断に来た方の回答で、世の中全体の傾向を示すものではありません。個人が分かる情報や、自由に書かれた内容は使わず、選ばれた選択肢の件数だけを集計しています。


